【ベランダ防水とは?】必要性・費用の目安
【ベランダ防水の役割とは?】
ベランダは、雨風や紫外線に常にさらされているため「防水加工」がされています。
この防水層には、コンクリートの中に水が染み込まないようにするためのものです。
もし防水層が劣化してしまった場合、雨水が建物内部に侵入し、
雨漏り・腐蝕・カビ・シロアリなどの原因になる恐れがあります。
つまり、防水工事は「建物を長持ちさせるための大切なメンテナンス」なんです!
【防水工事をせず放置していると・・・】
以下のような症状が出始めたら。すでに劣化が進行しているサインになります。
■表面にひび割れがある
■表面がぷっくりと浮き上がっている
■雨が降った後、水がなかなか乾かない
■階下の天井に雨染みが出ている
■雑草や苔が生えてきている
これらを放っておくと、雨漏りや建物内部の木材が腐る原因となります。
「ベランダだけの問題」ではなく、家全体の寿命に大きく関わってきてしまいます。
【防水工事の時期の目安】
防水層は、使用している素材によって耐用年数が異なります。
■ウレタン防水 約10年〜13年
■FRP防水 約10年〜25年
■シート防水 約12年〜20年
ですが、実際の劣化状況は立地条件や施工状態によって前後します。
「見た目がは大丈夫!」と思っていても、中が劣化してきているケースもありますので、10ねんを過ぎたら点検だけでもすることをお勧めします!
【工事費用や目安】
工事内容や防水の種類によって費用は異なりますが、一般的には以下のような金額になります。
(※1㎡のあたり)
■ウレタン防水 約5,000〜7,500円
■FRP防水 約6,000〜9,000円
■シート防水 約6,000円〜10,000円
(例)ベランダが5㎡の場合は、約3万円〜5万円が目安となります。
※劣化が進んでいる場合は、下地補修などの追加費用がかかる場合もございます。
【まとめ】
紬ホームでは、無料の現地調査・診断に加えて、ご自宅の状況に合わせた最適なご提案を行っております。
「まだ大丈夫かな?」「ちょっと気になる」
そんな段階でもOKですので、お気軽にご相談ください。
防水工事は、“壊れてから”ではなく、“壊れる前”の対応が大切です!